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脱サラした夫と知的障害・自閉症スペクトラムの息子、2匹の猫との生活

発達障がい児の親を支える「ペアレントメンター」とは

柿

 

こんにちは(#^.^#)

 

我が家には、知的障害と自閉症スペクトラムの18歳の息子がいます。

以前、同じような境遇の親たちと気軽に話せる場がほしいと、サークルを作った記事を書きました。 

www.mofumofu.pink www.mofumofu.pink

この時に、子供の支援と同じように親の支援もとても大事なことだと感じました。

サークルを立ち上げるときに協力して下さった障害福祉課の方が、こんな取り組みを初めてようと思っているんですと話して下さった「ペアレントメンター」について、今日はまとめてみようと思います。

 

 

ペアレントメンターとは 

ペアレントメンターとは、発達障害児を育てたことがありかつ相談支援に関する一定のトレーニングを受けた親を指します。

以下、私が住んでいる地域のペアレントメンターの活動についてまとめてみます。

 ペアレントメンターの役割

 ①同じ障害を持つ親への障害理解や障害受容への支援を行う。

・障害を見通した子育ての参考になる(お手本ではない)

・子育ての辛いできごとなどを共感する(問題解決はしない)

 

② 発達障害とそれに関する情報の提供を行う。

・自閉症スペクトラム(知的障害も含む)、アスペルガー症候群、学習障害等の特性と基本的な支援方法を伝える。(自分の子供がもっている障害以外にも最低限の知識を持つ)

 

③地域の支援に関する情報の収集と提供を行う。

・医療機関や学校、福祉サービス等の他、余暇を過ごせる場所や美容室等、暮らしに密着した情報を収集し伝える。

 

④専門機関での相談のきっかけ作りとなるように可能な範囲で支援を行う。

・悩みを抱える家族と専門機関をつなぐ「中継ぎ」の役目を果たす。

 

⑤県や支援センターが実施する発達障害に関する啓発活動や研修、相談会等への協力を行う。 

相談する側からすれば、同じ障害児をもつ親ということで共感してもらえたり、情報を提供してもらえるというのはとても心強く感じます。

提供する側は、発達障害について最低限の知識を持っていないといけなかったり、研修会に参加したりと学ぶことがたくさんあるなと感じました。 

 

 ペアレントメンターが気をつけること

①相談者の人権、意思を尊重し、強制や押しつけをしてはならない。

・個人の生活に立ち入りすぎないこと。

・専門的な助言は専門家に任せ、役割を明確にする。

 

②相談中に知り得たことは、本人及び家族の了解なしに他者に漏らしてはならない。

・ただし、自殺願望や虐待など相談者自身や周囲の人の利益を損ねてしまうような場合は例外。

・専門機関を紹介した場合も、極力相談者本人から連絡をしてもらうように促す。

 

③個人的、組織的、営利目的のために行ってはいけない。

・ペアレントメンターの活動は、報酬を得て行ってはいけない。

 

④相談に関する知識と技術を高めるよう努力すること。自らの能力と技術の限界についてもわきまえておくこと。

・相談者の関わるトラブルに直接介入してはいけない。

 

⑤自分の健康や家族を優先し、無理をしないこと。自分で難しいと感じたらバックアップ機関に連絡する。

・できる範囲での活動を心掛ける

自分も障害児を育てているということで、ついついやってしまいがちな事が書いてあるなと思いました。

自分はこうやって上手くいったから、相手が上手くいくとは限りませんものね。

活動をしていく中でも、気をつけなければならないことがたくさんありそうです。

 

 ペアレントメンターになるには

最初にも書きましたが、ペアレントメンターの活動をするためには、一定のトレーニングを受けなければなりません。

こちらも県によって様々だと思いますので、参考に書いておきます。

 

グループ相談担当メンター

①基礎研修の受講(研修の受講申し込みにはバックアップ機関の推薦が必要)

・ペアレントメンターについて

・相談援助技術等について

・発達障害の特性理解について

・発達障害者と家族への支援について

②実践演習

・地域で行われるメンター相談会などで実践演習(1回)を行い、報告書を提出。

③登録申請書の提出

④「グループ相談担当メンター」として登録

 

個人相談担当メンター

①応用研修の受講

・メンターの相談援助技術等について

・発達障害者と家族への支援について

・相談演習(ロールプレイ)

②登録申請書の提出

③「個人相談担当メンター」として登録

 

さいごに 

サークル発足当時、このペアレントメンターの研修を受けませんか?と薦められましたが、まだ自分の子供のことで精一杯でしたし、相談を受けるよりも相談をしたい側だったのでこの時はお断りしました。

 

現在、全国でもこの取り組みは広がっているので、すでにご存じの方も多いかもしれませんね。

「親の支援」という観点から専門家とは違った視点で、同じ発達障害児を持つ親としての立場で様々な支援ができることは、自分の経験したことを生かせるよい取り組みだと思っています。

 

皆様のお住まいの地域にもペアレントメンターがいらっしゃるかもしれません。

ペアレントメンターに興味がある方や、利用したい方は地域の障害福祉課等にご相談されてみてください(#^.^#)

 

 

 

 

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